3年間にわたり取り組んできた多古アグリテックチャレンジも、いよいよ最終報告会を迎えました。
本プロジェクトは、
町内農業者の課題を、町外のアグリテック企業と連携して解決していく【実証型プロジェクト】として、2023年より取り組んできました。
最終報告会では、各実証事業者より3年間の成果と今後の展望について発表が行われました。
1)アイアグリ株式会社
― 土壌センシングとスマート農業の実証 ―
アイアグリ株式会社 坂本様からは、
- 「ファーモ」を活用した土壌センシング
- スマート農業実演会の実施
- 土づくり勉強会の開催
について報告がありました。
土壌の状態を“見える化”することで、経験と勘に頼りがちだった管理をデータで支援。
勉強会では土壌医の知見をもとに、科学的根拠に基づく土づくりを共有しました。
継続的な取り組みにより、農業者の理解度・実践度ともに向上し、確かな成果へとつながっています。
2)株式会社おてつたび
― 人材不足解消と地域ファンづくり ―
株式会社おてつたび 飯田様からは、
- 旅人が農作業を手伝う仕組みの実装
- 人材不足の緩和
- 地域との交流創出
について報告がありました。
“お手伝い × 旅”という仕組みを通じて、
単なる労働力の確保にとどまらず、多古町のファンを増やす取り組みへと発展。
参加者と地域がつながる新たな関係人口の創出という成果を上げました。
3) 株式会社マイナビ
― 販路開拓支援と販売実証 ―
株式会社マイナビ 秋永様からは、
- 農産物の販路開拓支援
- 販売イベントの実施
- 市場ニーズ検証
について報告がありました。
都市部での販売実証を通して、
消費者の反応や価格帯の検証を行い、具体的な販売戦略へとつなげる取り組みを実施。
実証を重ねるごとに精度が高まり、
数値としての成果も確認することができました。
3年間を振り返りと来年度以降について
本プロジェクトは3年間継続してきました。
回を重ねるごとに実証内容はより濃密となり、
各事業において確かな成果が積み上がっています。
そして何より、
企業・農業者・行政が同じ方向を向き、課題解決に挑み続けたことが、このプロジェクト最大の成果です。
各実証事業者は、来年度以降も継続して多古町の課題解決に取り組む予定です。
多古町の農業がさらに進化し、
持続可能な地域モデルとして発展していくことを期待しています。
3年間にわたり実証にご参加いただいた企業の皆様、
農業事業者の皆様、関係者の皆様、誠にありがとうございました。
今後の展開にもぜひご期待ください。